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2019.03.11

『地球星人』

30歳を過ぎてから毎年、小説を100冊以上読んでます。
ラインナップとしては最近の作品が中心で、主に通勤時間を利用して読み進める日々。
そんな中、昨年に読んだ小説で特に良かったのが村田沙耶香さんの『地球星人』でして、今回はその作品紹介をしたいと思います。

村田さんといえば、2016年に発表した『コンビニ人間』が芥川賞を受賞。ベストセラーとなり、海外でも翻訳されていたりします。
『地球星人』は芥川賞受賞後初となる2年ぶりの新作(2018年作)ですが、先の『コンビニ人間』でのテーマとなった"普通"とは何か?をさらに掘り下げた内容となっています。
ボハピピンポボピア星人という視点・概念から地球人の生態を炙り出し、大多数によって生み出されている常識という圧力に疑問を投げかける。
ポップな表紙のわりに、いろんな方向にメーターが振り切っていますし、攻めのメッセージが多く込められていると思います。
人間工場の意は読み進めるとわかってきますが、社会における当たり前への抵抗からぶっ飛んだ行動へ出ていく様は痛快。
ラストは本当に衝撃的で、よくわからないところに連れて行かれてしまったと思えたり。

著者の作品はほとんど読んでいて、毎回驚かされるわけですけど、とりわけ『地球星人』は『コンビニ人間』がかわいく思えるほどに強烈でした。
クレイジーが誉め言葉になる作家だからこその世界観。そして、常識は伝染病という表現が忘れられません。


名古屋事業所生産部 伊藤

2019.03.01

古都・京都?

1月に子供たちを連れて京都に行ってきました。
目的は特になく、京都をぷらぷらというつもりで行きました。
大阪に転勤になり、在来線で家から約1時間とアクセスしやすくなった為、
転勤後4度目の京都です。
今回は、八坂神社・知恩院・平安神宮と少し距離の離れた3か所を
子供たちと歩いて回ることにしました。
本来であれば、歴史を感じながら京都を満喫、と行きたいところですが、
大阪に来てから息子がさらにポケモンGOにはまったということもあり、
あっちに○○(ポケモンの名前)がいる、こっちにジムがあるといった形で、
かなり振り回されることとなり、ゆっくりと見て回ることができませんでした。
帰りにはせめてもということで何とか八つ橋を購入し、ちょっとだけ京都に行ったという気分になりました。

古都・京都、、、今では立派にポケモンスポットに変貌していました。


大阪事業所 各務

2019.02.28

弓場、という名字について

横浜事業所の弓場です。

みなさんの周りに珍しい名前の方などいますか?
ふと考えると、私の名前も珍しい?かもと思い、スマホアプリで名字の由来をインストールして調べてみました。

弓場:(ゆみば、ゆば、ゆみじょう、ゆうば、きゅうば、ゆんば)
全国順位:3013位
全国人数:およそ4400人

解説
大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県などに多く、
京都府綾部市がルーツ。弓にまつわる伝説や職人の住む地域が語源。

らしいです。
珍しいから少ないのかなっと思ったら、4400人もいるんだとビックリしながらも実は、家族以外で
2人、弓場に遭遇しています。
その時は、二人ともゆばさんでした。

みなさんも全国で自分の名前が何位に入っているか調べてみてはいかかでしょうか。

2019.02.12

癒しは、食

2019年も1ヶ月以上過ぎました。
皆さん毎日をいかがお過ごしでしょうか。
名古屋事業所生産部 久保です。

仕事仕事の毎日の中でなによりの癒しは

 食

ではないでしょうか。
数年前からよく通っているお店に“仙石寿司”というお店があります。
普通のおすし屋さんなのですが、土曜日のランチがなかなかにすばらしい。
海鮮丼のボリュームがえげつない。
そして美味い。
そして安い。
お寿司のネタの余ったところを使っているだけなのでおいしさも変わらないし安い。
ランチは11時半からなのですが、基本的にはその時間にすでに並んでいる人がいます。
12時くらいに行っても1時間くらい待たされることもあります。
13時前にはランチ終了と言われることもよくあります。
サッカー観戦の関係でほぼ毎年清水のマグロを食べるのですが、そこの海鮮丼より遥かにボリューミーで美味しいです。
名古屋駅から歩いて10分もかからないところなので名古屋にお越しの際は食べてみてはいかがでしょうか。

2019.02.02

仕事のスキル

私の4歳になる息子は、恐竜・むし・生きものが大好きです。
夏、カブトムシ・クワガタムシを捕まえて飼育していましたが、寿命を迎え死んでしまうと悲しそうにしていました。
私が幼い頃も同じ様な思いをしたなぁと、そこで何かしてあげられないかと思い立ち作ってあげたのが、この昆虫標本です。
普通の標本だと触れないし、面白くないなぁと思い透明樹脂の中に封入してみました。
標本の個体は当然1つしかないし、失敗出来ない。普段の仕事でもこうゆう場面は結構あります。
試作業という仕事柄、その経験を活かし試作を経て本番に挑みました。我ながら初めてにしては上々の仕上がりです。
息子に渡すと大喜びで色々な角度から眺めたりして遊んでいました。夜、握りしめながら寝たりしていました。
何処の家庭の子供も親の仕事は知っていても、中身はなかなか見えにくいものです。
今回、目に見える形で家族に還元する事が出来た良いきっかけだったと思います。
次回は何にしようかなぁ。

大阪事業所  寺本